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Channel: 女医JOY VLOG
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Serendipitous discovery

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4/21Openの
国内最大売場面積3200m2を誇る
H&M@松坂屋名古屋店南館


photo:01


((((;゚Д゚)))))))当分は…近寄れなそ~ww


N院は…ノリがよい。
もちろん、機動力もd(^_^o)


photo:02


し、Ope室の採光も…(*^^*)良く⁉
気分が良いせいか


photo:06

大きなOpeの後などは
ついつい、『おやつ』
振舞いにひひしてしまいますあせる


photo:04


@HARBS
HARBSのミルクレープたちは…『断面』に個性ひらめき電球
が光りますねっσ(^_^;)結構なボリューム感も(^^;;




アップSerendipitous discoveryアップ


サプリメント・フードファクターの特集に
つい熱中し過ぎて(-_\)(/_-)三( ゚Д゚)
品川で新幹線新幹線降りそびれそうになったあせる


photo:05



lunasin ルナシン
主に大豆・納豆、他に大麦・小麦・ライムギなどの種子に含まれる。癌予防やアンチエイジング・抗炎症作用があるというevidenceが報告される注目のペプチド。

1993年からBBIC(Bowman-Birk Inhibitor Concentrate)というプロテアーゼインヒビターが抗癌ペブチドとして研究され続けているなか、抗癌作用のメカニズムが解明されていなかった訳ですが。UC Berkeley校でフードファクターの研究をされているベンデルーメン教授が
『BBICが単タンパクではなく5つのタンパク質から成り、ルナシンがそのひとつであり、生理活性抗癌成分である事』
『BBICが経口摂取された際に、BBI自体は消化に寄る影響からルナシンを防御しているという事。さらにはBBIと同様に大豆中に天然に存在するプロテアーゼインヒビターKTI(Kunitza Trypsin inhibitor)もルナシンの消化を阻害有効なフードファクターとしての働きに一役かっているという事実』を明らかに示します。
 この手の Beauty of nature  
自然界に平素存在する食物中に含まれる2コンポーネント以上のフードファクターが相互作用し健康上の利益をもたらしてくれているという事実まだまだ他にも確認されてないだけのたくさんありそ~ですね

さらなる特筆すべきはこれらの発見・研究が
『(相対的にメチオニン欠如している)大豆タンパク質を栄養上の品質改善を目的とした完全タンパク質に発現させる研究をしている際に、メチオニンrichなタンパク質遺伝子のクローニング時に特定したcDNAが、ルナシンをCodeしていたのを偶然発見したと云う

アップ予期せぬ発見アップ

があり音譜serendipitous‼
さらには、ルナシンの配列が非常に独特のもので、続きの研究に於いてルナシンの遺伝子作用に細胞分裂阻害、有糸分裂阻害作用を確認。もちろんin vitroでは御座いますが(^^;;化学的発癌物質を哺乳類細胞及び大腸菌にルナシン存在下に添加した結果、正常細胞から癌細胞への転換が阻止された結果をもって、ルナシンの癌予防作用のevidenceが示されました。

余談1: 抗癌で、大豆と云うと…イソフラボン
の方が皆様にはよく知られている印象ですが
イソフラボンにはエストロゲン様のpseud-hormoneとしての作用が明らかなため、摂取する大豆中のイソフラボン濃度や癌のstageにより、作用も異なるので個々の評価が要されます。

ルナシンには癌予防の他にアンチエイジング・抗炎症作用がある事ははじめに触れましたが
これはルナシンがヒストンアセチル化阻害作用をもち、このヒストンは腫瘍化のみならず他の分子発現に広く関連するため細胞にもひろく影響を及ぼしていることも判っています。この『アセチル化阻害作用』において、今回これほどまでにわたしが惹き付けられたのは
ルナシンによるアセチル化阻害は、『コアヒストンが脱アセチル化による転写開始をはじめるかなり初期の段階のプロセス』で起っているということでした。アセチル化阻害の段階が早期なほど、多岐にわたる臓器・器官・組織における癌抑制効果が期待できるということになりますからね


余談2: レスベラトロール
SIRT1(抗老化遺伝子)を活性化する事で寿命延長する物質として、昨年メディアでもかなり大げさwwに取り上げられたりしているポリフェノールの一種。
レスベラトロール自体が持つ『抗酸化作用』が細胞を活性酸素から護る働きをしてくれているのは明らか。
ですが、、、、老化関連疾患や事象には
『脱アセチル化』反応に酵素としてはたらき、各細胞におけるDNA損傷修復やオートファジー、ミトコンドリアバイオジェネーシス、抗酸化ストレス、抗炎症作用を発揮しているSIRT1を活性化する事での
①血中酸化ストレスや炎症を抑える
②肥満者でのインスリン感受性増強、耐糖能障害があるヒトでのインスリン抵抗性の改善
③肥満&高血圧のあるヒトでの血管拡張作用 脂質代謝の改善
④癌抑制効果
は研究・報告がなされてはいる(いずれも2~6週間程度と短期間、規模も10-30症例)
訳で、動脈硬化や高血圧などの心血管・脳血管系疾患や糖尿病・脂質代謝異常などの老化に関する疾患の予防や改善の効果期待はできるかもしれませんが、、、
肥満などあまりリスクのない方が
ただ『長寿~長寿~』とやみ雲にポリフェノールとして摂っても
期待するほどの長寿効果は望めないかもしれません
逆にリスクの多い方・食事内容や習慣が偏りがちな方はレスベラトロールを多く含む食品(赤ワイン・赤ぶどうジュース・ブルーベリー・ビルベリー・ピーナッツ・ピスタチオなど)をフードファクターとしてとりいれる事で様々な老化関連疾患の予防効果は期待できそうですね。


久々に、、、、結構~なLong記事(^▽^;)
最後までお読みいただきありがとうございました。
RUEHL&Chloe ’S Mommy手
このテの記事日本語って、、、(^^ゞ結構かなりキツかった~。
読む側もだよね~?!



皆様
アップSerendipitous discoveryアップ
を見逃さない日々を過ごしましょうっ



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